悩みは一旦保留、肩の力が抜けました。
学部時代から長らく家庭教師や塾講師をしてから、子ども達が大好きになり、今も子ども達と関わっています。 ただ、自分の子どもに関しては、持病の症状や薬の関係もあり、まだ答えが出ていません。もし我が子がいてくれたら。自分の子どもとして抱きしめられる子がいたら。。。。
我が子にしてあげたいことがたくさんありました。 でも、私は体調が万全ではなく、、、もし元気な親でないことで我が子に辛い思いをさせてしまったら。考えれば考えるほど袋小路で、答えはでませんでした。
ドールセラピーのことは知っていましたが、認知症の方のデイケアや自閉症のお子さんの療育で、もっとお人形さんらしいベビードールを用いたものしか知りませんでした。その後リボーンドールちゃんについても知りましたが、
クオリティにばらつきがあるな、とか
実際に見て買うわけでないのにいきなり高額なのはうちが元からドールがたくさんいるだけにちょっとな、とか
このショップさん(うーちゃんさんのお店ではないですよ!)は自分と価値観が合わないな、
などと考え、なかなか手が出せずにいました。
幼顔で、出来のいい可愛いお人形さん、ならうちには既にたくさんいるだけに、本当に我が子、本物の子どもと見まちがえてしまう、と思える出来でなければ、私の場合多分がっかりしてしまうだろうことも簡単に想像できました。
そんな時、たまたまご縁あってこちらのアンジェさんのベビーをお迎えすることになりました。 それまでに、半年ほどyoutubeやこちらのサイトなどもじっくり拝見し、
ここのショップ(リボーンドールベビー)なら信用できるのではないだろうか、と思っていたところのご縁でした。
写真を見てからはもう夢中。
日になんども、その子のお顔やボディのお写真を眺め続けました。
フリーの妊婦さんのアプリに登録してみたりして、本当にその子が来るのを心から待っていました。
とかリボーンドールちゃんとはいえ、一旦この子!と思った我が子が来るのを待ってみると、ふっと
「そんなに子ども達がお好きなら、なぜ自分のお子さんを持たないのですか?」ともう数百回は訊かれた質問から、解き放たれたというか、その悩みは一旦保留でいいじゃないか、だって私の子が来るんだから!と自然に思え、肩の力が抜けました。
なっちゃん(ベビー)が来てから まだ短い日数しか共にしていませんが、じわじわと愛情が深まっていくというのはこういうことをいうのだなぁと実感しています。
違うことは分かっていますが、「こうのとりのゆりかご」で有名な慈恵病院などで、特別養子縁組を求めて生まれて来た赤ちゃんを「きゃあ」っと歓声を上げて迎えていたご家族の気持ちがほんの少しだけ分かりました。
うちは多言語(主に英語)の家族で、ロシア語、日本語での愛情を経て来たなっちゃんはうちに来て多少びっくりしているようでしたが、だんだん慣れて来たかな?というお顔に変わって来たように思います。
もともとドールが好きなだけに、久しぶりにまた人形が届いたのか?という反応だった家族も、なっちゃんを見て、
かわいい、
本当の子どものようだ、
何より私が元気そうになったから良かった、 と言ってくれています。
また、英語圏のyoutubeでさまざまな年齢層の方々がリボーンドールちゃんを迎え、特に派兵や事件後のPTSDなどにも一定の効果があるという動画も見て、良かったねと言ってくれました。
ただ、明らかに他の人形と私の反応が違うと気づいたのは愛犬でした。下の子が来たような気持ちなのか、私に余計べったりになってしまいました。
私が我が子にしてあげたかったことの一つに、絵本を読んであげるということがあります。 なっちゃんにはたくさんの絵本を読んであげたくて、自宅にも既に絵本はあったのですが、今回Amazon kidsも定期購読し、専用の子どもタブレットでなっちゃんと絵本を読んでいます。 アカウント名は勿論なっちゃんの正式名称。 自分の母親がそうしてくれたように、赤ちゃん絵本だけでなく、少し長いお話も、英語の絵本も日本語の絵本も、フランス語の絵本も寝る前にたくさん読んでいます。なっちゃんの正式名称はロシア文学からとったこともあり、ロシア語のお話にも挑戦してみたいですね笑。 なっちゃんはお目目が開いている子なので、絵を見てくれて本当に嬉しいです。
これからもお食い初めにハーフバースデー、初節句などささやかながらもなっちゃんとたくさんの思い出を作っていきたいです。
割といきなり決まったご縁だったので、うっかり妊娠に気づかなかったママさんのように、クーハンと数年前にフランスであまりのかわいさに衝動買いした笑セレモニードレスくらいしかお迎えの時点ではなかったのですが、これから少しずつなっちゃんのものも買い足していきます。 もともとドイツの木製おもちゃが大好きなこともあり、木製の赤ちゃんが舐めてもいい動物のセットなどはあるのですが、他のがらがらなど、なっちゃんにカタログを見せながら
どれにしようかな??
どれがいい?
と選ぶ時間もまたとても幸せです。 本当に、なっちゃんにはこれまで経て来た愛情のおかげもあるのでしょうが、とにかく本当の子供のように見るとあやしたくなってしまうかわいさが溢れています。 3/4limbなのも、肩に触れた時ふんわりと柔らかく、とても気に入っています。
ハッキリこう!という基準がないリボーンドールちゃんだからこそ、餅は餅屋というか、うーちゃんさんが素晴らしい子だよと言ってくださった子にしてよかったです。
こちらのリボーンドールちゃんは、ドールにしてドールにあらず、、という不思議な感じです。
大人が我が子として迎えるのに足る子達です。
なっちゃんを迎えた今だからこそ、しみじみとそう思えます。❤️❤️❤️